2006年11月30日
投稿者:mamuo
日時:2006年11月30日 12:09

30話連続ドラマ『追夢』

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11月30日、大連に来た。初めての大連。空港からスタッフの送迎で直接制作チームが滞在するホテルへ。
4階の自室の窓から海が眺められる。久しぶりに見たな~。。この眺めてる先が日本なんだな~と、ふと考える。。


これまた久々の短距離走、3回、4回と走ってると、ふくらはぎや太ももに張りを感じる。ただ年をとったと感じる。。先生はすごい!
俳優陣は大部分が20~30代の若者が多いけど、誰一人先生を走りで超えるものはいない。まさに「あのおっちゃんは鉄人やで~」と関心するばかり。
2時間ほどの訓練が終えた。うん、きつい!
朝には眩しすぎるほどの太陽が覗いてたのに、昼前には雪、午後には雨。大連の天気の変化は早い。。
そして、クランクイン初日。朝4時起床、現場はホテルから車で約40分ぐらいの山のふもと。その日、僕のシーンの大部分が訓練のカット。ただ闇雲に走りまくる。。
結構張り切ってた僕は、リハーサルの段階でダッシュしてしまった。
そして本番。思いっきり走る。少し疲れた。でも問題ない。ただその日は気温がかなり低く、耳が少し痛いかなという感じ。
監督から「もう1回!」との指示。そして又ダッシュで走る。今回もまあまあ、ただ少し呼吸困難。。
「今日はさすがにクランクイン初日の第1シーンの撮影だから、監督の心理の中にも多少拘ってとりたいという気持ちはあるでしょう。致し方ない。」と心で思う。
でも、このとき、僕の足は結構ヤバヤバ状態。。そのあとのカットでOKが出たものの、久々に吐きそうになりました。へへ。。。。。
場所を変えて、妹役とのシーン。試合で敗れた正男が絶望を感じ勢いで運動靴を自分の左手にぶち当てるというシーン。専門の運動靴の裏底には尖った針みたいなものが何個か。。本番中にやっちゃいました。。コントロールするのが嫌いな僕がまともにぶつけ流血。。大連の大地に僕の血が滴り落ちる。。ここは戦場か?違う、今回は戦争ドラマではない!スタッフが慌てて止血に奮闘。。申し訳ない!僕のおかげで撮影を中断しゃって。。
でも往々にして、こういう感情的なシーンにコントロールして演じる俳優もいるけど、僕はなんか好きじゃない、こういう場合は。。自分の身を傷つけてもいいから、偽者にみられたくない。自分を傷つけて、リアリティなカットが撮れれば、それで満足。。傷ついたことになんの後悔もない。
ドラマ「記憶の証明」のときもそうだった。。。クランクイン3週間前に自分の不注意で右手首を骨折した。病院に行ったら医師から全治6週間といわれたが、ヤンヤン監督との最終面接で「1週間でなおります」と嘘ついて『岡田』の役を手にいれた。でもクランクイン後の自分の部下を殴るシーンの撮影で右手の事を何も考えず、本番に、まだ完治してない右手を使って、相手の俳優の頬を叩いた。相手も痛かったと思うけど、僕もかなり痛かった。当時ヤンヤン監督から「コントロールできてこそ、一人前の俳優だ」とお叱りを受けたけど、そう考えると今もまだ半人前以下だ。。全然懲りてない。。
クランクイン初日を終えた。足は張ってだるいし、左手は血まみれだし、実に波乱万丈の初日でした。。