2008年12月9日
投稿者:mamuo
日時:2008年12月9日 14:52

无意中的成功(怪我の功名)

2008.12.07%20182.jpg


昨日はなんと小島の自滅シーンを撮影しました。
最終回の小島の最後のシーンなので、現場は少し異様な雰囲気。
暗い部屋の中、小さい明かりが一つ。
地面に座っている小島。
于荣光さんには敬服する日本人俳優がいます。
以前彼が香港時代に共演したことがあるサニー千葉さん。
「あの独特の威風は日本人では彼のみ!」と彼との共演秘話を僕にも話してくれました。
于さんの提案などもあり、自滅への芝居の順序を固めて、本番。。
愛する女性も失い、地位も何もかも失った小島。。
翡翠凤凰をじっと見つめるところからこのシーンは始まります。
長かったです30秒ぐらい。。。
それからゆっくり小刀を取り出し、刃をふき取る動作、1回、2回。。
左手で持った刀を柔和に右腹に突き当てる。
右手を軽くあげ、そしてゆっくりと下ろし刀のとってを押さえる。
そして一気に押し込む。。
顔のアップのカットでは監督としては刺した後に苦しみから解放されたささやかな笑みと
一粒の涙を流すという理想がありました。
自分もそれに沿う形で演じていきましたが、どうしても涙一粒がこぼれない。。
目薬などには頼りたくないので、何度かテイクしたんですが、涙が目頭で充満してるだけでこぼれない。
最終的に監督が自分とこに来て「うん。これでいいよ。。。充分画面に小島の無念と全てから解き放たれた喜びが出ていた。涙は目頭に充満しているという形でもいいでしょう。。」
そしたらカメラマンも来て「だって、その前穏穏が死んだ時にもう充分すぎるぐらい泣きすぎてるから、
最後はこの程度でいいんじゃないか~」
確かにその前によく泣いてたからね~。。。
撮影をやってて、監督、俳優共々どのシーンにおいても各各の思い描いたシーンがあって、
それが理想でもあったりするんだけど、時には実際演技した後にもともとの理想とは違うんだけど、
「これもありかな~?」という形になる場合があります。
思いが画に写っていれば、涙を流す流さないは大きな問題ではないんです。
ただどの監督でも涙を流せば“画になる”という部分での思いみたいなのはあると思うんですが。。
重要なシーンはかなり撮り終えました。
あと3分の1です。
50シーンほど残っています。
最後まで小島次郎になりきって乗り切ります!