2009年9月26日
投稿者:mamuo
日時:2009年9月26日 23:18

ドラマ《狙撃手》

IMG_7651.JPG1.jpg
ドラマ《狙撃手》が今中国全土で放送しています。
この作品の僕が演じた芥川に関する人物像に対してさまざまな意見を拝借しています。


前回もあったように『芥川は英雄かのように描写されてる!』などの意見。。
全く英雄でもなんでもない人物なんですけど、少し人間的に表現することでこのような意見が出るのもなんか複雑ですけどね。。
芥川には弟が三人いまして彼らは共に戦死したのですが、彼らの姿を見て後ろを振り向くことはできない。。ただ戦死した者達の為にも命をかけて最後まで戦う当時の人間の精神はストレートに表現しました。
台詞の中でも滑稽に思える台詞は人間性を強調する為削除しましたし、演技の上においても今まで自分が演じてきた軍人から比較して『変えてやる』という意識は強かったと思います。
正直言いまして。。
人間的なものを表現することに対してどこまで崩せる微妙な表現ができるかがポイントでした。
崩す部分が多いと気質も何もなくなっちゃうので、その芥川の人間としての気質をキープした上でどこまで崩した表現をするかでした。
切り崩すことはある意味冒険で演技の中では必要だと痛感しています。
感情を表面的に開放しただけでは昔の自分ですから(笑。。でもそれはそれで無鉄砲不器用でよかったなとも今は思えます)
いろんな人間がいるのと同じで、いろんな軍人像があります。
そのいくつかある軍人像の一つとして見てもらいたいです。
決してこれが正しい、違うというものはありません。
役者は役に対していろんな可能性・希望をもって表現していくべきだとも思いますしね。
なにはともあれ多くの中国の視聴者にこの芥川を見てもらいたいです。。