2009年12月7日
投稿者:mamuo
日時:2009年12月7日 02:08

≪矢野浩二的中国随記“僕のライバルは僕”≫

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現在、月一度コラムを担当してる日本国際貿易促進協会の機関紙「国際貿易」の10月に掲載されました≪矢野浩二的中国随記“僕のライバルは僕”≫の自分で書きました原文を紹介しますね。


中国に来て8年半。
最初は『1年居られればいいとこだろう』と思っていた。。
『石の上にも3年』と言うが、僕的には『石の上にも8年』。
何かを決心してやる時に3年は短すぎる。
8年経った今やっと自分の方向性が見えてきたと感じる。
それまではただ“がむしゃら”だった。
中国の映画・ドラマは戦争物の作品が多い。
その中でも日本人俳優に与えられる役は軍人役が圧倒的。
僕も過去にかなりの数の軍人役を演じてきた。
中国でいう“脸谱化”(ステレオタイプ)な軍人像。
ですがここ2,3年状況は少し変わっている。
例えば戦争の矛盾と葛藤の中、一途に中国人女性を思い続ける役、日本を愛してるが当時の日本に対して不満と憤りを抱いてる国際情報員役、戦争勃発を防ぐべく裏で命をかけて奮闘するスパイ役、中国古典コメディのバラエティキャラ役など、出会う役が個性ある豊富な役になっている。
ここ数年、中国で活動を目指す日本の若い人達が増えてきた。
ある中国記者からのインタビューで「浩二さん、なんとなく危機感を感じたりしますか?」と聞かれる(笑)。。危機とかは正直ない。。ずっと思ってるのが自分にとって最大のライバルはいつになっても“自分”である。
いろんな邪悪な思いや考えはみんな自分の中から出てくる。
休みたいダラケタイ感情も、とるに足らない悩みも振り返ると自分だけが深刻に考えてるってこともよくある。みんな自分からである。
だから僕はいつも自分の中で自分とその自分を監視するもう一人の“自分”との格闘をしている(笑)。。夢ある若者には悔いのない充実な中国生活をおくってほしい。
なぜならみんなそれぞれの価値観がありながらも、中国への愛着の思いは共感できるものだと信じてるから。