2010年4月16日
投稿者:mamuo
日時:2010年4月16日 00:36

忘れられない笑顔

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中国映画≪東風雨≫公開まであと6日をきりました。
今日は万博間近で盛り上がってる上海でのプロモーション。
テレビ収録と記者会見。


公開近いということで興奮、緊張の毎日です。
≪東風雨≫のようなスパイ達の背景の悲劇を描いた映画は中国ではここ最近多いです。ですがこの作品は表面的な残酷よりも彼らの魂の叫びみたいなものが描かれてると感じる。
自分がこの作品に参加したので、どうしても自分中心の見解になってしまうのですが、
その時代に戦争の勃発を防ぐ為背後で命をかけて奮闘してた者がいたということを知って生半可な使命感ではやりえない気概を感じました。
僕の演じた成海岸は物語の中では小人物でもありますが、彼の背負った任務と情報を守るため命を捨てる姿は英雄に値する人物だと思います。
この作品の主演でもあり監督の柳雲竜監督は一人一人の俳優の演技を細かく分析し、各俳優の長所を存分に引き出してますね。
俳優でもありますから、各俳優の撮影の心理状態をよく見極めてる。
鉄格子の中でのシーンでは僕の心理状態を察知して、心の準備が整うまで撮影所シ~ンとした状態で待ってくれた。。準備が整うと声を潜めて『よし。。カメラ廻して、5、4、3、2。。』と本番に入る。。。
そんな監督の細やかな配慮が、やってる我々俳優には感じるものがあり『よし、次はいいの残すぞ!』という気持ちを駆り立てる。
あるワンカットのアップのシーンでは、何回かテイクをして『OK!』と監督から出ましたが、僕自身がもうイマイチ納得いかない。。
そこで、監督の方へ向かって一言『もう一度監督!』と言った時のあの監督の笑顔が忘れられません。。逆に『ありがとう浩二。。もう一度トライしてくれて』と言うような表情。。監督は各役者の演技においての最大の可能性の発揮を信じてくれている監督さんですね。
『成海岸は元々、○○さん(ある香港のスター)が候補だったんだ。でも彼は日本語を話せない。どうしても日本語を話せる俳優にやってもらたい。。大事な役だ。浩二やってくれないか?』と声をかけられたのが、今考えれば何か信じられないような思いだなぁ。。。
『浩二、この映画今年の東京国際映画祭に出品するよ。』
またこれも現実になればいいなぁ。。